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2011年ミニ合宿について

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  • なし 2011年ミニ合宿 (高木 智, 2011/4/12 9:23)
    • なし 2011年ミニ合宿について (高木 智, 2011/4/12 9:25)

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なし 2011年ミニ合宿について

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2011/4/12 9:25
高木 智 
ほしぞらスタッフの皆さん、おはようございます。
ほしぞらスタッフの高木です。

 ミニ合宿に参加して気付いた事を書いておきます。
 個人的な意見です。
 次回のミニ合宿やウォッチングなどの参考になれば幸いです。

【高橋製10cm屈折望遠鏡(口径10cm/焦点距離800mm)】
・エルフレ 32mm アイピース(高橋製専用)
 保管場所:シュミットカセグレン式望遠鏡用アイピースBOX(下段)
 倍率:25倍/視野:1.5°(月3個分)
 天頂プリズム付きだが、ネジ式の接続だから、接続や方向の回転(=鏡筒回転)に手間がかかる。
 夏の透明度の良い日なら干潟星雲(いて座/M8)や北アメリカ星雲(白鳥座/デネブ付近/見えないかな?)を見てみたいですね。


・プレセペ星団(かに座/M44)
 上記エレフレ32mm(25倍)で見た。視野一杯に星団が広がるが、星団自体の集中度が低く、見えた星の数も数十個と少なく、個人的にはいまひとつな感じ。

 天頂付近だからお客さんに見せるなら天頂プリズムを使っても赤道儀の三脚を高く伸ばす必要があります。(屈折式全般に共通)

 23日の予定では、土星の後に見せる事になっている様だから、切替時に高さの調整が必要だと思います。
 ミニ合宿ではスタッフだけだったから、手間を惜しんで見る時間を増やしたので、実際の高さ調整の確認はしていません。


・オリオン星雲(オリオン座/M42)
 上記エルフレ32mmで見ると「小三ツ星」全体が視野に入るが、星雲自体は真ん中の星の周りにうっすら見える程度で一般のお客さんは難しい。
 説明するにもオリオン座がベテルギウスしか見えず判り難い。
 前日の雨と黄砂のせいか透明度が悪く星雲はダメでした。


・土星&衛星チタン
 高倍率で土星と衛星チタン(タイタン)を Or4mmアイピース(200倍)と Or2.8mmアイピース(286倍)で見ました。

 高倍率だけあり十分な大きさで見えますが、写真と比較されると少し物足りない気がします。

 輪が見易くなり、カッシニーの間隙は見えた(らしい)。暗い古墳広場では3個程の衛星が見えたみたいでした。

 チタンは23日には3倍ぐらい(2.6')離れて見えるから最高倍率だと同一視野は難しいかも知れません。

 当日は東側が明るくなり、衛星など細かな様子が見え難くなる可能性があるので、倍率を落として明るく見せるかは現場で判断した方がいいですね。

 高倍率での観望は、極軸望遠鏡を使用して調整しないと誤差に寄る移動が速いので要注意です。
(極軸望遠鏡の内部メモリで一番内側の円の右側やや上に北極星を合わせと良いと思います。)

 また、倍率が上がる程ピント合わせが難しくなります。スタッフの練習になりますね。

 あと、天頂プリズムを使用して見せるから、高倍率になる前から使用するべきですね。
 高倍率で天頂プリズムに交換すると視野から外れます。


・プリケリマ(うしかい座ε星/二重星)
 古墳広場の暗い場所で見ました。
 黄色かオレンジ色の主星と青色の伴星がかなり接近して見えました。

 自分の目にピントを合わせて、状態のいい時を待ってやっと見えた程度です。

 各個人でピント合わせが必要で一般のお客さんには難しい(無理な)天体でした。


・アルギエバ(しし座γ星・二重星)
 同じ様な色と明るさの二重星で、わりと見易いですが、特徴に乏しく、今は天頂付近だから導入し難い。


・カストル(ふたご座α星/二重星)
 アルギエバ同様2重星としてはありふれた星。
 ふたご座の兄の星であり、α星なのにβ星より暗い星、望遠鏡で見えないが、実は分光連星(6連星系)だったりと話しのネタは多いので説明し易い星。
 今の時期なら高さ的にも導入し易い。


・最高倍率での月面探訪
 少人数向けの見せ方で、観望者にコントローラーを渡して月の好きな所を見てもらいました。
 欠け際を南北縦断してもいいし、普段は見ない月の海の模様や影の無いクレータが見れました。
 コントローラー操作ですので、一般客や子供でも出来そうです。
 視野外に出ても月だから再導入も比較的簡単。
 ただ一人の占有時間が多いから10人以下の少人数向けの見せ方かな。
(子供が多いなどの場合は時間制にするなど工夫が必要かな。)


・バーローレンズ
 保管場所:ビクセン製反射式望遠鏡に入っているアイピースBOX
 機能:望遠鏡とアイピースの間に付ける中間レンズで倍率が2倍になるがその分暗くなる。ドイツザイズ(小口径用)で屈折望遠鏡専用の備品。

 ビクセン製のバーローレンズを高橋製屈折望遠鏡で試した所、高橋製望遠鏡用の木箱に入ったアピースは口径が微妙に違っていて入りませんでした。
 同じドイツザイズ(24.5mm)のはずですがビクセン製の方が僅かに口径が小さく入りません。
 ビクセン製のアイピース+バーローレンズなら、わざわざ他から持って来なくても同様の倍率のアイピースが既に有ります。


・赤道儀(EM10)
 加藤さんが赤道儀に問題が有ると言っていましたが、私の使った感じですと特に感じ無かったです。

 厳密に極軸を合わせて運用していなかったので、追尾性能の細かな所は判断できていません。

 昔よりモーターパワーが落ちて来ているなら、最終位置(アイピースを付けてピントを合わせた段階)で再度バランスをとれば影響はかなり抑えられると思います。

 強いてあげるなら、極軸望遠鏡の内部照明を少し明るく調整したいかな。
 時間や工具(+か-のドライバーだったかな?)が無くて試せませんでした。

 アイピースなどの手入れや確認もしたかっが、整備用品や時間が無かったのでできませんでした。


【23日のウォッチング】
 検討はしていると思いますが、念のため書いておきます。

 ミニ合宿では練習がメインだった様で、土星を見る為に多目的グランド方面で見ましたが、当日は車のライトが直接当たる場所だから観望場所には向いていませんでしたね。

 現実的なリハーサルをするには、当日に見る各望遠鏡の配置や見せ方をもっと詰めた方がよかったですね。
 特に今回は天体を変える機体が有り、両方見える位置を確保する必要が有りますよね。
 軽い機体なら少しは動かせますが、天体移動の前にお客さんが並んでいるかもしれないから大移動は難しいと思います。

 人の流れで南北の直線と東側の駐車場になるグランド入口、及び西側駐車場への通行路の確保。

 グランド入口方向付近の望遠鏡は、お客さんが覗く視線方向がグランド方向に向かない様に注意。
(たまに動く車のライトを直接見ない様に)

 セッティング中に覗いて邪魔になる明かりをチェックして、それを塞ぐ位置に各望遠鏡担当者が立つように心掛ける。


【車椅子での観望】
 だいたい予想通りでしたが苦労しそうです。

 軽い機体の屈折望遠鏡で天体の高さに合わせて機体の高さ調整が必要だから、時間と手間がかかる。
 自力で覗き込める人なら幾分か楽に出来そう。

 車椅子の足を乗せて置くステップが以外に出っ張っていて、真っ直ぐ見ることは無理そうだから、横向き着けてもらい天頂プリズムを使用して見る方が良い。

 上記のステップが以外に邪魔で、車椅子移動中に赤道儀の三脚にぶつけそうになるので要注意。

 車椅子を観望する位置に停める場合、大回りをしたりするから、かなりのスペースが必要。半径3Mは欲しい。

 車椅子を押す場合は声をかけて、相手の同意を得てゆっくり動かす様に。
急に動くとびっくりしますし、自分で制御出来ないから速いと恐怖感があります。

 特に望遠鏡周りで「望遠鏡の脚」と見る為に飛び出している「望遠鏡の接眼部」には要注意。
 動かす人が本人又は補助者の場合も危険箇所は声をかけて体で示して注意を促しましょう。


【職員の皆さんへ】
 初めてミニ合宿に参加した人の中から、「こんなに寒いとは思わなかった」 「事前に言ってもらえれば準備してきたのに」との意見を聞きました。
 事前に防寒対策の連絡が行き渡っていなかったみたいです。
 ユリックスに防寒着も有ったと思いますが、準備出来ていなかったか、準備出来ていたけどスタッフに伝わって無かった?

 また、夜間用のトイレも開いていませんでしたね。
 これは前にもあった事だから、次からは本館を出る時に警備員室の前を通るからフォローするといいと思います。

 忙しいと思いますが、職員にしか出来ない事が多いので、次回のイベントには改善出来る様お願いします。

 時々新規入会者がいますから、各イベントでは初めて参加する人が毎回いると思って、事前準備や注意事項などの通達は全員に伝わる様お願いします。


−− 以上 高木

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