2010年8月21日のほしぞらウォッチングについて
與古光 貴之
ほしぞらスタッフの與古光です。
昨日のウォッチングに参加されたスタッフの皆さん、初リーダーの
宮田君、お疲れさまでした。
あんなに暑かったウォッチングは、今までなかったんじゃないかと思います。
ペットボトルの飲み物があって助かりました。
昨日のウォッチングでは、沈んでいく金星をまずは急いでみてもらって、岡村
さんの星座解説の間に月やアルビレオ、アンタレスを導入するという流れは、
非常に効率が良かったと思いました。
これまでだと、お客さんの流れを一旦止めて次の天体に望遠鏡を向けていたこと
が多かったので、参考になります。
今回は、坂本さんと一緒にビクセン10cm反射を担当しまして、最初に金星、次に
はくちょう座のアルビレオ、最後の最後に月のティコクレーターを導入しました。
夏休み期間中のほしぞらウォッチングということもあって、大勢のお客さんに
来て頂いたので、説明のし甲斐がありました。
お客さんからの質問で多かったのは、金星では
「どうして金星は欠けて見えているんですか?」
というものでした。
また、アルビレオでは、
「オレンジの星と青い星のどちらがアルビレオですか?」
と何度も尋ねられました。
それからネタ的なものとしては、
「銀河鉄道999か何かで、二重星だか二重惑星だかが出てきましたよね?」
といった質問をされた方もおられました。これにはたまらず「宇宙戦艦ヤマトに
出てくるガミラスとイスカンダルですね」と答えてしまいました。
余談ですが、若い方向けのネタとして、「T.M.Revolutionの曲にアルビレオという曲が
ありますよ」というのも付け加えました。
それはともかく、個人的には、この時期のウォッチングでアルビレオ担当というのは
かつては定番だったんですが、いつもはタカハシ10cm屈折だったので、ビクセン10cm
反射での導入は初めてでした。
最初、高度の低い金星を見るのに10cm反射の三脚を伸ばしていましたが、そのまま
アルビレオを入れたら接眼部が意外と高い位置になったので、子供が見ることを考えて
急遽三脚を一杯近くまで縮めました(手伝っていただいた高木さん、ありがとうございました)。
屈折と反射で違う対応をしなければならない事に、改めて気付きました。
次回以降のウォッチングは、仕事の都合で参加できるかまだ分かりませんが、出来るだけ
参加したいと思います。
與古光 貴之
ほしぞらスタッフの與古光です。
ウォッチングに来られたお客さんについて思い出した事がもう一点。
年配の女性の方でしたが、お宅に買って10年位寝かしてある望遠鏡があるとの事でしたので、11月の望遠鏡使い方講座をお勧めしておきました。
どんな望遠鏡なんでしょうね。
高木 智
ほしぞらスタッフの皆さん、こんにちは。
ほしぞらスタッフの高木です。
ビクセン製望遠鏡のアイピース分割に誤りがありました。
8cm屈折望遠鏡には、6mm、12mm、20mmのアイピース(接続部分が大きい方)に間違い有りませんが、天頂プリズム(上記アイピースが入る物)とバーローレンズ(黒い筒にレンズが付いた物)を忘れていました。
反射望遠鏡の場合は、鏡筒を回転させれば対応可能だから天頂プリズムは必要有りません。
反射望遠鏡に天頂プリズムを付ける事は可能ですが、その分長くなるのでピントが合わない可能性が高いと思います。
(実際に試していないのでわかりません。)
また、バーローレンズは斜鏡に当たる可能性があるので反射望遠鏡では使わない方が良いと思います。
あと角田さんが「口径を小さく出来る変換アダプターがもう一つ有る」と言っていたので、これも入れておいた方がいいかな。
(バーローレンズは口径が小さいので、このアダプターと高橋製望遠鏡のアイピースが必要です。)
8cm屈折望遠鏡に入れたい物は、アイピース3本と天頂プリズム、バーローレンズ、変換アダプターです。
−− 以上 高木
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投稿日時 2010/8/24 14:44
高木 智
ほしぞらスタッフの皆さん、こんにちは。
ほしぞらスタッフの高木です。
高橋製10cm屈折の極軸設定についての補足です。
高橋製の赤道儀には極軸望遠鏡が付いています。
高品質が売りの高橋製赤道儀は北極星で導入する事を前提にしているので他の機材の赤道儀自体の水準器や極軸の高さを示す物は付いていません。
また、北極星の位置(時角)もその場所、月日、時間から自分で計算しないといけません。
今回のウォッチングでおおまかに合わせたのでその方法を書いておきます。
前後のカバーを外して極軸望遠鏡を覗くと間隔の狭い大きな3重の同心円とその周囲に目盛りがあります。
3重の円は1990年、2000年、2010年の天の北極から北極星迄の離角を示します。
(2010年の円は内側だったか外側だったか覚えていません。)
今回はペンライトを持っていなかったので、上記の円の年数を示す文字が読めませんでした。
金星から月に切り替えるので時間が無かったから、適当な推測で合わせました。
後で確認しましたが、少し下(極軸望遠鏡内で)に設定していました。
調整前は視野の端にあったので極軸の誤差が2°から1°以下になったはずです。
【高橋製10cmの簡易極軸設定方法】
(1)赤道儀に付いている水準器を水平にセットします。
これで、極軸望遠鏡内の目盛りを水平、垂直にする物です。
(目測だから省略しても可能)
(2)極軸望遠鏡の蓋を外します。
ネジ式で、赤経軸の前と後ろに付いています。
(3)北極星を極軸望遠鏡内に導入します。
慣れていない人は、これが難しいと思います。
多分今の設定だと、水平な所に置いて、北極星方向に向ければ入って来ると思います。
(三脚の脚の伸ばし具合で変わって来ます。)
(4)北極星から見て、北斗七星の柄の端の星の方向を空で探します。
北斗七星が沈んだら、カシオペアのWで一番暗い星の反対側の方向です。
(5)極軸望遠鏡を覗き、2010と書いて有る円を探します。
(6)(5)で見つけた円の(4)の方向の所に北極星をセットします。
水平方向は赤道儀の下の固定ネジを少し緩めて、三脚のNの文字付近に付いている左右の黒いネジで移動します。
(押しネジ、引きネジ方式ですので、片方緩めてから片方押しましょう。)
垂直方向は南側の極軸望遠鏡の下に有る黒いネジで行います。
上に上げるにはネジを右回りに回す(押す)と高くなります。
低くするには少し左回りに回してから(この時点では変化無し)、赤道儀の北側に体重をかけると「ガコッ」と一気に下がります。
微調整は上げる方向で行って下さい。
このくらい合わせておけば、高倍率でも比較的楽です。
この前のウォッチングでは更に省略して(2)(6)で設定しました。
(3)は既に山田さんの設定で出来ていましたし、(4)は推測でやってしまいました。
さすが山田さんですね。水平方向(三脚の向き)はあまり修正無く、高さ調整だけで出来ました。
機会があればトライしても良いと思いますが、時間がかかるので余裕の有る時にして下さい。
あと、極軸望遠鏡内を少し明るくする(暗視野照明)装置が付いていたと思いますが、使って無かったので調整方法は不明です。
(現在最弱設定?
赤道儀の電源スイッチ付近に並んで+トライバーで調整する物のどれかをいじれば明るくなるのかな?)
それを調整すれば円や目盛りのスケールと北極星の両方が見る事ができます。
−− 以上 高木
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